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森美術館15周年記念展で、2018年4月25日から9月17日まで開催されている「建築の日本展」です。写真は地上53階からの眺め。

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会場は9つのカテゴリーで構成されています。内部の写真は許可されているところのみなので写真はその一部となります。日本の伝統的な建築の独創性、そして現代まで続く遺伝子は何か、100のプロジェクトから探っていきます。

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こちらは復元された利休の国宝待庵。53階からの眺めが茶室の借景となっています。夜に来たら夜景がきれいだと思います。

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内部まで正確に再現されていて、内部にも入って二畳の空間を体験することができます。京都の山崎にある待庵も行ったことがありますが、復元ゆえの部分はありますが、うまく再現されていました。

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今回は会期も長いですが、実際にお茶がいただけたらもっと空間の実際の大きさを体感できると思います。亭主と客、最低二人が入ったときにどう感じるか。

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床の四隅の奥側が埋め込まれてますが、これは狭い茶室に広がりを感じさせるためです。細かな建築的な工夫もまた魅力です。

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香川県庁舎の間仕切り棚。丹下健三研究室の設計です。モダンと和の遺伝子が感じられます。

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1955年ごろの意匠は今見ても新鮮です。

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日本が誇る世界の建築家 丹下健三の自邸の模型です。大きさはなんと1/3スケール。

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こちらは最新のレーザーファイバーと映像のミックスした体感型インスタレーション。日本建築の内部空間を疑似体験できます。

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藤森さんの独特の建築。

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これがレーザーの骨格。

丹下健三、安藤忠雄、SANAA、板茂、藤本荘介、隈研吾など国際的に活躍する建築家の作品も紹介されています。おすすめです。


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# by nichijou-raisan | 2018-06-03 18:00 | RICOH GRⅡ | Comments(0)

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「スノーピーク『好きなことだけ!』を仕事にする経営」山井 太(日経BP社)

アウトドアブランドで有名なスノーピークの社長である山井さんの著作です。自社の経営について語ったもので非常に濃い内容です。

年間30から60泊をキャンプで過ごす根っからのアウトドア好きな山井さんでこそのスノーピークであると認識できます。

スノーピークは「真北の方角」が会社の方向になります。そしてそれは、「ユーザーの笑顔」であるといいます。

現在会員数は10万人。こうしたファンをどう生み出すか、これは他社と圧倒的に差別化した製品、サービスの提供であると考えてます。

80年代に9800円のテントが一般的だった時代にスノーピークが販売したのは、16万8千円。これでも初年度に100張りも売れたそうです。

スノーピークウェイという顧客と社員が一緒にキャンプを楽しむイベントを開催していて、積極的にユーザーに関わっていく。また全員で楽しめるゲームをしたりと、顧客だけでなく社員も真の顧客は誰かを認識するのに役立っているといいます。

スノーピークの商品に保証書はありません。なぜなら永久保障だからです。こう宣言することで製品へのこだわり、徹底した品質を生み出せるのです。決して真似のできないことです。

新商品開発の判断時のポイントは「使った瞬間にユーザーの想像を超えた品質、使い勝手を感じていただけるかどうか」だと山井さんは言います。シンプルですが非常に高いハードルといえます。

顧客の満足を目指すため、販売も独自の方法が取られました。まずは問屋をはずし直接販売。これによりユーザーにできるだけ安く販売することができます。また販売は社員が行います。通常は商品だけ店頭においてそのお店の販売員が応対するわけですが、スノーピークはすべて社員さんが行います。これは商品説明も含めて顧客目線になっているかどうかだからです。ここまでの徹底ぶりには頭が下がります。

また社員には、毎日日報を書かせて、全員で共有。社長である山井さんも一人ひとりの日報を読みます。会社の成長は社員の成長だからだそうです。

キャンプ好きな山井さんは自然の中に身を置くことで、自然の時間を感じとり、経営者にもプラスになるといいます。そしてキャンプは最低でも二泊は必要と。これは自然のリズムに体がなじむには二日必要ということだからです。

山井さんは自身の仕事を「これから業績を伸ばすことにつながる仕事だけしていこう」と決め、具体的には「新しいことに取り組む」か、「既存のビジネスを伸ばす」かのどちらかで、新しいことに取り組むほうが自分に合っていると思ったそうです。

経営とは何か。

「常識の集積と創造」。卓越した常識あるいは原理原則を見抜く力と言う山井さん。

また、マネジメントの観点からスノーピークを表現するとすれば、「好きなことだけを仕事にする」経営、これは「好きな製品だけを作る」ブランドと言い換えることができるといいます。

世間一般の会社の多くが、思考軸がライバル会社に対してどうするかに基づいてではなく、「好きなことをしよう」という発想が感じられないケースが多く残念という山井さん。

非常にするどい指摘です。

「スノーピークの「武器」は、経営者である私、そして企業としてのスノーピークに3つの選択の自由があることだと思う。すなわち誰に対して、どんな製品を、どんな形で売るのかを決める自由だ。この3つの組み合わせをどうしていくかを考えることこそが経営者の仕事だ。」

事業を通じて人と自然をつなぐことを目指してきたスノーピーク。そのコアな価値は「人間性の回復」

山井さんは創業の父親の経営する時代に売り上げ5億、93年には25億まで延ばしたものの、99年には14億5千万に急減、そして現在は45億。まだまだ楽しみな会社です。


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# by nichijou-raisan | 2018-05-27 22:00 | レバレッジリーディング | Comments(0)

「日日是好日」森下典子

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「日日是好日」森下典子(新潮文庫)

副題は「お茶」が教えてくれた15のしあわせ、とあります。本の表紙の写真を見て手に取る人はきっとお茶をやっている人かと思います。お抹茶茶碗に茶せんで点てた温かいお抹茶。

私自身、お茶のお稽古を始めて3年が経ちました。この本に書いてある内容はお稽古を始めて、何から何まで疑問の連続の日々の中で、一条の光が差すようです。

約400年続いたお茶の作法、文化、そして多くの方がお稽古をしていることの大きな理由が感じられます。非常に深い部分での文化論が流れているようです。

「すると、ある日突然、雨が生ぬるく匂い始めた。『あ、夕立が来る』と思った。」

お茶を通して学ぶのは実は作法ではなく、生きること。

これまでになく、一気に読んでしまうほど、感動的な本でした。おすすめです。


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# by nichijou-raisan | 2018-05-27 21:17 | レバレッジリーディング | Comments(0)

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「おだやかに、シンプルに生きる」枡野俊明(PHP文庫)

枡野さんといえば、住職であり、かつ庭園デザイナーとして著名な方です。偶然ですが大学の先輩にあたる方で少し親近感を覚えます。

曹洞宗建功寺の住職の傍ら数々の日本庭園を設計されています。現在は多摩美術大学の環境デザイン学科の教授もされています。

さてこの本は題名にあるように、おだやかな心を取り戻すための禅語が抽出されています。今の自分にきっと合う言葉に出会うことができると思います。

構成は、
一章 シンプルに生きるための方法
二章 人づきあいの心得
三章 仕事との向き合い方
四章 自分を高める智慧
となっています。

一部の紹介です。

「一期一会」
「一期」とは人間の一生。そして「一会」とはただ一度きりの会合。この世は移ろいとどまってはおらず、その時は二度とありません。この言葉の意味は誰かとの出会いだけでなく、自分の心持についても、そのひと時を大切にして生きていくことを示唆しています。

「而今」(にこん)
禅の世界では過去も未来もなく、あるのは現在だけです。過去を悔いることも、まだ来ぬ未来に思いをはせても意味はありません。人が生きているのはいまというこの瞬間です。而今という言葉は、命の真実は「今」にしかないことを説いた言葉です。

人生さまざまな出来事がありますが、その時々でしっくりくる言葉との出会いがあるでしょう。



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# by nichijou-raisan | 2018-05-27 20:56 | レバレッジリーディング | Comments(0)

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モザイクタイルミュージアム企画の「林丈二さんとまち歩き むかし銭湯があったまちで」に参加です。20名の枠ですがかなり人気でした。林丈二さんといえば赤瀬川源平、藤森照信、さんと路上観察学会を立ち上げられた方でマンホールのふたで有名です。どんな視点でまち歩きするのか、興味深々で楽しみにしてました。陶都街並探偵団からもメンバーも参加しました。


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最初に1時間ほど会議室で林さんからまち歩きのレクチャーを受けました。まち歩きは「街の行間を読む」ことと林さんは言います。そこに小説や科学があり、そこを読むことでよりいっそう面白くなると。写真はミュージアムのはしご。

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林さんのレクチャーは続きます。ジャンルは、1、時代もの 2、豊かな貧乏性、市民の豊かな楽しみ 3、異質な宇宙感。とても思いつかないです。


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笠原町内にあるごみステーションのモザイクタイル。ひとつひとつ工夫が凝らしてあり面白いです。


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庭木の枝を落としたところになぜか缶詰で蓋をしています。


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最初に訪れたのが今は閉店した銭湯。煙突のある風景。


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玄関の靴箱。


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番台です。昔テレビでよく見ることはありましたが、実際に自分が使った記憶はあまりないです。


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身長計なるものが壁面に。体重計は定番のイメージですが、身長も。


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入浴料はこんな金額です。そんなに古くないそうですが、時代を感じる値段です。


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こちらが湯船。モザイクタイルは定番です。


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脱衣所からお風呂の手前の部屋の床タイル。凹凸もあるのでノンスリップだったんでしょうか。


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桶のプラスチック感も時代を感じさせます。


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天井を見上げるとこんな感じです。富士山の絵こそないですが、非常に質素なつくり。


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脱衣所のロッカーの錠。錠の名前があるのはなぜでしょうか。


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こちらが銭湯の外観。ひさの湯さんです。この日はオーナーさんがわざわざ開けてくれました。


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玄関をまたぐ松の木の添え木か門柱にのっかっています。歩きづらそうです。


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ズレ落ちそうな土台の石に載った鉢。


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タイル工場だった置き場に無造作に落ちたトタン。錆びた意匠も時間を感じます。


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雨どいから落ちた側溝のちょっとした庭。ストーリー性があります。


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なにげない風景を新しいまなざしで発見する林丈二さん。好奇心が絶えません。


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奥に使われなくなった井戸がありますが、水が豊かであったことを示すようにカキツバタが咲いてます。これもストーリー性です。


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大きな蔵です。細い路地を抜けたところに出てきて驚き。


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どこから持ってきただんだろうというコンテナが数本。一台はエアコンが取り付けられてました。


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あまりものの部材を使ってふさがれたドア。雨風を防ぐにはありあわせのもので。


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地酒、三千盛さんの建物。他にない意匠です。


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林さん曰く、東京では見られないコンクリートブロックだそうです。地域のコンクリートメーカーが作ったのでしょう。ブロック塀ひとつとっても地域色があります。


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三千盛さんの外壁の平瓦。時間の経過が瓦の表情に出ています。


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蔵があるだけで人は歴史を感じます。末永く維持して欲しいです。


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ありあわせのものを使って立体的な花壇が作られてます。盛土ならぬ、盛箱。


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玄関脇の突如として現れるタイル門柱。独立しているようで不思議です。


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流れる水は澄んでいてきれいです。


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雪止め瓦に引っかかった野球ボール。子供の声が聞こえてくるようです。


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なぜかずれた屋根。機能は果たしているでしょうか。


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石張りの基礎、花壇用のコンクリートブロック、人工竹垣、塗装コンクリート壁。とりあわせが新しい。


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梁にしがみついたセミの抜け殻。


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基礎からはみ出た、大谷石の塀。なぜカットしなかったでしょう。


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ちょっとしたせせらぎも整備すればもっと魅力的になりそうです。新緑がうつくしい。


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独特の折半形状のコンクリート屋根。雨水処理が大変そうです。


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川床にはカラフルなモザイクタイルや茶碗のかけらが。これもまた陶器の町ゆえでしょう。


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側溝の蓋に使われる、石材、タイル平板、木材、コンクリートブロック。


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屋根の柱が突き刺さるトイレ。


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NTTのマンホールの凹凸模様はなんとテレグラムのT。


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下水マンホール。実は二重になっていて、内側は人用、外側は機械を入れるためのものだそうです。形には理由があります。


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昔の台所で見かけたという甕。井戸から汲んだ水を一旦この甕に入れていたそうです。時代的に使われなくなって無造作に置かれてます。


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ミュージアムの屋根のはしご。


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まち歩き後に、参加者一人ひとりから一枚ずつ写真をピックアップして林さんに講評いただきました。まち歩きのプロからの一言一言がとても面白かったです。何気なく撮った一枚の写真に、その人の何かが現れているから大事にして欲しいと語る林丈二さん。すばらしい街歩きをありがとうございました。また一緒に東京から参加の文京建築会ユースの皆さんの視点も一緒に歩きとても勉強になったのと、刺激にもなりました。あわせて感謝です。






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# by nichijou-raisan | 2018-05-20 22:51 | K-1 | Comments(0)

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愛知県半田市にある半田赤レンガ建物で、その設計者である妻木頼黄の特別展が開催されました。


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この建物は元はカブトビールの製造工場として明治31年に建築されたもので全国的にも非常にめずらしいそうです。壁の色が異なるレンガは手前に増築された建物を撤去した跡といいます。


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広場側のメインエントランス。レトロな建物にモダンなエントランスがマッチしています。外壁に小さな陥没があるのは、第二次大戦中のムスタングによる機銃掃射跡です。


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ビール工場ということもあって新しい技術が取り入れられました。これは外気を遮断するためお五重の複壁です。


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今回期間限定で妻木頼黄の特別展が開催されました。(2018.05.20終了)展示内容はこれまでの頼黄の経歴をたどるコーナーと写真家による作品写真の展示でした。


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壁面にずらりと掛けられた作品紹介。


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広島仮議員の平面図。


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頼黄の経歴などが詳細に渡って展示。


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東京谷中にある妻木頼黄のお墓。今度時間があれば行ってみたいです。


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興味深い展示。予想以上にしっかりした展示でした。


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旧横浜正金銀行は関東大震災からの復旧工事含め三度の改修工事を経て、平成7年に神奈川歴史博物館へとリニューアルしました。


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横浜正金銀行本店。


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大阪麦酒株式会社吹田村醸造所の設備レイアウト図。


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カフェコーナーがあるので歴史を感じながら復刻したカブトビールが楽しめます。


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岐阜県土岐市妻木町にゆかりの建築家「妻木頼黄」に触れることのできる半田赤レンガ建物。おすすめです。


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# by nichijou-raisan | 2018-05-13 23:52 | RICOH GRⅡ | Comments(0)

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KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭が2018年4月14日から5月13日まで京都市内各地で開催されました。2013年より毎年開催される日本でも珍しい国際写真祭です。写真はチケットの販売をしているブース。

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会場は広く分散しているので時間もなくポイントを絞って行きました。こちらは京都文化博物館別館でジャン=ポール・グードの作品が展示されてました。

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この建物は、旧日本銀行京都支店の建物で、建築家辰野金吾の設計によります。明治39年に竣工したもので各所にレトロな意匠が見られます。

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カウンターの背面に写真が展示されており、カウンター柵をうまく使ったアレンジです。

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内部ではアーティスティックなダンスが披露されました。この女性がダンスから戻ると椅子に座ると鏡に投影された炎が重なります。

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非常にインパクトのあるポートレート。

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シャネルのコーナー。有名ブランドとのコラボも多かったといいます。

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今回最も行きたかったのがここ、誉田屋源兵衛 竹院の間で展示される深瀬昌久。

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以前、東京渋谷のアパレルギャラリーにてたまたま見たのですが、これがまた非常によく記憶にも残っていました。

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国際的にも注目されているそうですが、国内初の没後回顧展になっています。身近なものを題材としながらも独自の世界が確立されています。

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この建物は帯屋さんの建物で日本家屋をギャラリーにしていてとても新鮮な気分でした。

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深瀬さんの作品には自己を投影したものが多く、この作品は多重露出で自分の顔とカラスを重ねています。

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渡り廊下部。右は中庭になっていますが、左側の通路部との隙間も庭になっているのが新鮮です。自然と一体化した日本建築らしい設計です。

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こちらもカラスの作品。重なっているのは深瀬さんの指紋。

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伝統的な日本建築にモダンにセッティングされた作品たち。

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同じく誉田屋源兵衛 黒蔵という会場。先程の奥にあるお蔵です。

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漆黒の壁と外壁のタイル状のデザインが特徴です。

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一階はロミュアル・ハズメさんというアフリカの現代美術家の作品が展示されています。パノラマ作品はまさに歩きながらアフリカの生活を垣間見ているようです。

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二階はガソリンを運ぶ人たちの撮影した作品。

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こちらは嶋臺ギャラリーを会場としたフランク・ホーヴァットさんの展示。

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1950年代からファッション写真に新風を吹き込んだ写真黄金期の写真家の一人。

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風景写真もありましたが、非常に構図といい目に止めさせるものがありました。

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蔵の扉もモダンに塗装されてました。

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日常の風景ですが、透明感があり、目の前で見ているような気がしました。

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蔵の扉から内部を見る。歴史を感じる建物を通してアート作品を見る新しさがあります。

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エントランス脇にある水鉢。1tは超えるだろう大きさです。

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京都新聞社の地下印刷工場が会場となっています。こちらも見たかった場所です。

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作品会場にはすべて昇りが立っているので目印になっています。

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今は使われてませんが印刷工場の廃墟のような空間を作品展で使われるのは非常にセンスを感じます。作品はフィルムにしてあり、裏側から投光されてスクリーンのようになっています。ポジを見る感じでしょうか。

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長さは50mはあるでしょうか。足元は暗いので見ながら歩いていると少々不安がありました。

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作品はローレン・グリーンフィールドさん。アメリカの写真家です。

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通りがかりにたまたま立ち寄った八百一という商業ビルです。和モダンなデザインですばらしい。伝統的な外観に配慮があり京都らしい町並み形成に貢献しています。

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八百一の隣にある自転車のお店。町家建築に自転車、これもまた京都らしいです。

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お茶屋さんの床面の意匠。非常に細かいデザインが施されていて、内部から外部まで床材が一体化していました。空間的な広がりと連続性に配慮されています。

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非常に探すのが大変だった藤井大丸ブラックストレージ会場。

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ステファン・シェイムスの作品。ブラックパンサーの写真ですが、これはアメリカ カリフォルニア州でアフリカ系アメリカ人らにより政治組織として結成されたもので、ステファンは内部に入り作品をとったそうです。

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最後にここも行きたかった会場。建仁寺の両足院。

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建仁寺の境内は観光客で賑わってましたがこのギャラリーとして活用されている両足院に気づく人は少なかったです。

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こちらでは珍しくないお蔵。

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両足院の中庭。井戸が見えます。

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花の作品を中心とした中川幸夫。

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明治43年に建築された如庵写しの茶室 水月亭。

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昭和に移築された大村梅軒好みの茶室。

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大書院。作品は漆黒の炭に挿して展示されています。

今回始めての京都グラフィーへの参加でしたが、京都各所を会場としておりアートと伝統文化を体験できる非常にすばらしいものでした。来年ももう少し時間をとって二日間ゆったりと見てみたいです。




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# by nichijou-raisan | 2018-05-12 22:03 | 写真 | Comments(0)

TACランドいたどり

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岐阜県関市板取にあるオートキャンプ場です。関市といっても郡上の西のほうといったほうが位置がわかりやすいかもしれません。

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管理棟。ここで受付をします。この日はチェックイン13時ということもあって混雑してましたが、受付の方も親切に案内してくださいました。ちなみに場内にはシャワーしかありませんが、車で3分ほどのところに板取川温泉があり入場料の割引券を販売してますのでこちらで購入したほうがお得です。温泉はとてもよくまたゆっくり来たいと思ったほど。

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キャンプサイトは66ほどあり、板取川の土手上の場所で山に囲まれてすばらしいロケーションです。

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子供向けの遊具は若干の複合遊具と自然を生かしたブランコなどですが、川も浅瀬で遊べますし、焚き火もできるので十分です。レンタサイクルもいろいろあるので利用している子も多かったです。

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ピザ窯。手作りピザ体験もできます。

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サニタリーハウスではシャワーにトイレ、洗面、ごみステーションになっています。ちなみにお湯は無料で24時間出ますので非常に便利です。

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清流板取川はほんとに澄んでいて泳ぐ魚も見えました。

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すべて見えます。

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子供は無料で川釣りができます。大人は入漁料がかかります。釣果はハヤ(ウグイ)一匹。リリースしました。子供の自然体験にはキャンプはいいと思います。夜の焚き火も普段できないことで楽しめます。場所も名古屋からもそれほど遠くない距離なのでとても人気のキャンプ場でおすすめです。




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# by nichijou-raisan | 2018-05-06 23:35 | Comments(0)

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岐阜県関市板取にある「名もなき池(通称モネの池)」です。板取川温泉から10分くらい南に下ったあたりにあります。来るまでは突然渋滞が発生しますが、それがモネの池の駐車場渋滞でした。

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一番近いところに無料駐車場がありますが、結構いっぱいなので近隣で有料駐車場をしているところがいくつかありました。こちらは少し待ちましたが無料駐車場に入れることができました。田んぼ道を歩いていくと池が出てきます。

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もともとは根道神社があり、そのふもとに湧水から自然にできた池があったそうです。地元の方が整備を始めて睡蓮を植えたところ、あるときお客さんからモネの池に似ているとSNSで話題となり、有名になったといいます。

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池の入り口付近に看板があります。春はアジサイ、初夏は睡蓮、秋は紅葉とそれぞれ美しい景色が見られると書いてあります。

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池は少し上がったところに通路があります。アプローチしていくと南西側の日当たりのよいあたりに人が集中しているのがわかります。最初は人が多いので対岸側で見てました。ところが逆光で太陽光が反射してしまいよく見えず、人が多いのがうなづけました。

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一番奥から見た眺め。周辺の木々は紅葉が多く今は新緑がきれいですが紅葉もぜひ見てみたいところです。

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紅葉の新緑が美しい。

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光の加減もありますが実際少しグレーで見えますが、錦鯉の優雅な泳ぎと藻や睡蓮の緑、木々からの光が微妙に交錯して非常に美しい景色が眺められます。

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シャッターチャンスは錦鯉。ずっと回遊しているのである程度ポイントを決めたら鯉の動きを読んでシャッターを切ります。短時間は厳しいですが、二時間くらいとっておけば十分チャンスは来るかと思います。

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フランスのモネの池では橋がありますが、岐阜のモネの池でも橋はあります。ですが、人だかりで撮影には向きません。人の少ない時間帯を狙えば橋を入れた構図もつくることはできるかもしれません。

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根道神社の森。

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落ちる光と新緑が神々しかったです。

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少しですが出店が隣接する園芸店の広場に出てました。ジュースや甘味系はありがたいです。

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モネ名物「笹舟巻」1個100円。ほどよい甘さの米粉もち、おいしかったです。

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駐車場の裏手から板取川。非常に水が澄んでいてリフレッシュできること間違いなしです。
モネの池は季節を変えてぜひ訪れたい場所です。


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# by nichijou-raisan | 2018-05-05 20:52 | K-1 | Comments(0)

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陶都街並探偵団 下石ウォークです。今回の参加者は19名。スタートは下石窯元館。岐阜県土岐市下石町は古く平安時代に始まる陶器の産地で明治期以降はとっくりの生産で全国使用量の大半を生産しています。

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下石町のマスコット「とっくりとっくん」。ゆかいなキャラクターですが、高さ30センチ程度、織部釉のものが正式なものだそうです。

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窯元館前の銅像。明治から昭和にかけて活躍した陶芸家 安藤知山。工芸運動の初期の頃を支えた人物。いまなお子息が知山窯として焼き継がれてます。

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今は歩行者専用道となっている旧駄知線跡。

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ボランティアガイドさんに見せていただいた当時の駄知線。

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水の豊かな下石町。

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楽習舎という下石町公民館。

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「とっくり橋」舗装はタイル、高欄にはとっくりのオブジェが装飾されています。

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下石川の風景。

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下石町は窯元の町ですが、こちらは陶器商の建物。玄関脇の店棚の意匠が雰囲気を古き町並みを想像させます。

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土岐市指定文化財、窯屋敷の石造物群。

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室町期の典型的な形状をした五輪の塔ほか他より移設されここに集められてます。盗難にもあったことから全体に頑丈な柵が取り付けられてます。

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大きな旧家。このあたりも空き家が非常に多いそうです。道路も狭く若い人はなかなかこないと地元の人は言います。

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炉材と石を使った土留め。焼き物の町特有の風景です。

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鋳込み成型の型。

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とっくりとっくん、日光浴。

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干支の置物たち。

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煙突のある風景。

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あちこち見かける陶器製のポスト。いい味出てます。

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荒神窯さん。

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タンクにもとっくりとっくんが。

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少し奥に歩いていくと雰囲気のあるお社があります。

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荒神様。

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もちろん入り口にもとっくんが。場所を読んでます。

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無造作に詰まれた「つく」と呼ばれる窯道具。棚板の間に入れて使うものです。

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お風呂につかり寛ぐとっくん。

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このあたりは窯跡が多いそうです。

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下石町陶祖の墓。どの地域も最初に陶器生産を始めた人を陶祖といいます。ここは愛知県瀬戸市に近く、陶工も瀬戸から入ったそうです。

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秋の陶器祭りの際、メイン会場となる「とっくり村」。壁ぎっしりと徳利が並びます。

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裏手にある登り窯。今も使うことができますが、年数回といいます。

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薪で焼成する登り窯ですが、燃料は松でないと1300℃を超える温度になりません。脂分を含むので陶器向けに最適です。ただし燃料である松が少ないこと、価格も高いそうで大量生産品には向きません。

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実際に焼いている製品が取り付けられた案内マップ。非常にわかりやすい表示ですがマップの機能としては、町の道路が複雑なだけに疑問。

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ガイドさん曰く、よく雑誌に載る角度だそうです。

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川のパイプにぶら下がるとっくん。

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稲荷神社。

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階段はかなりきついですが登れば下石町全体が望めます。

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神社の横にある登り窯。

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とっくりとっくん広場。無数のとっくんが。

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細かく見てみると結構楽しめます。

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土岐市駅から来ると入り口にあたるとっくりとっくん広場の看板。

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今回は土岐旅あんない所のボランティアの方々のおかげで楽しく学べました。感謝申し上げます。




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# by nichijou-raisan | 2018-04-28 22:20 | RICOH GRⅡ | Comments(0)