2008年 05月 05日
エール大学アートギャラリー
というのもエール大学が巨大な敷地でもってここにあるからです。
アートギャラリーはブリティッシュアートセンターの向かいにあり、同じ建築家ルイス・カーンによる作品です。
ここもまた無料で開放されています。
コンクリートによるトラス構造の天井が特徴です。
古い教会の建物が一部保存されており、そこもギャラリーとして使われています。
天井の稜線が美しい。
中庭は彫刻庭園になっています。
これは階段室天井部分。
天井に設けられたガラスブロックからの光が落ちてきます。
また特徴的な三角形のスラブが幾何学的でインパクトをもたらします。
コンクリート型枠の粗めの表情もまた光を捉えます。
展示室。手前はマーク・ロスコ。好きな作家です。
言わずと知れたゴッホ。
彫刻家ブランクーシの作品。マホガニー嬢。
ブランクーシは一番好きな彫刻家でミニマルアートのさきがけです。もともとはロダンに師事し、独立しミニマルの作品を作っています。ちなみに、イサム・ノグチはこのブランクーシに師事しています。ブロンズ作品を数点作ったのはこの時期です。
by nichijou-raisan
| 2008-05-05 23:43