陶都街並探偵団 富山ウォークその4 富山県美術館

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2016年12月に竣工した富山県美術館です。富岩運河環水公園西に建設されたもので正面は垂直のガラスですが、平面は楕円形を切ったような形をしています。

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エントランスは1階でイタリア製の塗り壁が印象的です。入って気づくのは一階の天井が低いことです。チケットはここ1階で購入します。

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富山はアルミの大手メーカーがありますが、この富山県美術館では地元の素材が使われています。こちらの手すりもアルミです。

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2階の吹き抜け部。1階の天井の低さもあり、より富山の景観が広がりをもって取り込まれるデザインとなっています。設計は内藤廣建築設計事務所です。

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常設は20世紀の椅子展でした。

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有名なル・コルビュジェのシューズ・ロングという長椅子。名作です。

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今回初めて見た倉俣史朗の硝子の椅子。研ぎ澄まされた感性が生み出す作品です。

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椅子は壁面に並んでいるので間近で見れないものもありましたが個性ある椅子は見ていておもしろいです。

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ジョージ・シーガルの石膏作品。

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日本画家、千住博展が開催されてました。名前こそ聞いたことがあるものの実際に作品を見るのはこれが初めてです。今回高野山金剛峰寺の襖絵完成を記念したもので、当日千住さんの講演もありました。

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襖絵は、断崖図、瀧図の大きな作品です。断崖図は若き日の空海が見たであろう四国の山々が描かれています。体の芯に響く感動がありました。

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瀧図は独特の手法で描かれるもので体を突き動かす何かが内包されている感じを受けました。写真は撮影許可のある滝図の作品。ブルーライトで幻想的に体感できます。今ままで見た中にはまるでない作品でしばし動くこともできなくなるほどでした。この展示は、2018年7月29日まで開催です。

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外のウォールの水の処理。安藤忠雄の打ちっぱなしコンクリート壁と同じ処理です。壁中央に向かって水きりがしてあり、側面に流します。笠のない壁の場合は表面への汚れを防止するには有効です。

富山県美術館は富岩運河環水公園と一体となって、歴史、文化、環境を取り込む100年単位の事業だと思います。




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by nichijou-raisan | 2018-06-24 21:27 | K-1 | Comments(0)