2018年 06月 17日
陶都街並探偵団 富山ウォークその1 富山市ガラス美術館(隈研吾設計)
陶都街並探偵団 富山ウォークです。今回は12名の参加で多治見から一路貸切バスにて富山に向かいました。一日目は富山市内、二日目は高岡という計画です。現代建築から歴史ある街並みや建物など満載で非常に楽しみなウォークです。
こちらはTOYAMAキラリという再開発ビルです。建築は隈研吾氏による設計。
頭上に見えるキラリの文字。外観は独特で一段と際立ってます。壁面の角度が細かく変えられており文字通り光がキラキラ光るようになっています。
中に入っているのは富山市ガラス美術館と富山市立図書館本館です。
一階の壁面の御影石の意匠。カーブのひだのようになっていて凝っています。
一階に入る富山第一銀行のATMも内観をくずさないよう色彩にも配慮されています。目だないほうがいいものは色彩を整えるだけで落ち着きます。
受付横にあるフロア案内図。見ていて楽しいデザインです。ユニバーサルデザインの観点からは文字と背景の組み合わせが重要です。
下からの見上げ。トップライトからの光が降り注ぎます。
仕切りのように見えるのは富山産の杉板で意匠的に用いられています。
館内サインもアルミでしょうか、角材をベースにしていました。
富山市立図書館。開架式のコーナー。外の明かりが入ってくるのでまずしいくらいです。
雑誌コーナーは幅広く、建築系は専門書がかなり並んでました。
各書棚のサイン。こちらも角材。
児童用のコーナー。書棚も低く設定されていてとても見やすい。奥には子供用のコーナー。
たまたまやっていたガラス展からいくつか。
ガラス系のアートは非常に幅広いのと、大きさの自由度、色彩の自由度が高いと思いました。
海の底から覗いているような作品。上からの光はさしずめ太陽です。
ガラス作品。
周辺は都市部なので商店街あり商業施設ありの場所ですが、近代的な材料を使ったビルで、美術館が図書館に併設されていることで、来館者のアクセスは非常にいいかと思います。
by nichijou-raisan
| 2018-06-17 23:39
| K-1