KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭

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KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭が2018年4月14日から5月13日まで京都市内各地で開催されました。2013年より毎年開催される日本でも珍しい国際写真祭です。写真はチケットの販売をしているブース。

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会場は広く分散しているので時間もなくポイントを絞って行きました。こちらは京都文化博物館別館でジャン=ポール・グードの作品が展示されてました。

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この建物は、旧日本銀行京都支店の建物で、建築家辰野金吾の設計によります。明治39年に竣工したもので各所にレトロな意匠が見られます。

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カウンターの背面に写真が展示されており、カウンター柵をうまく使ったアレンジです。

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内部ではアーティスティックなダンスが披露されました。この女性がダンスから戻ると椅子に座ると鏡に投影された炎が重なります。

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非常にインパクトのあるポートレート。

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シャネルのコーナー。有名ブランドとのコラボも多かったといいます。

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今回最も行きたかったのがここ、誉田屋源兵衛 竹院の間で展示される深瀬昌久。

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以前、東京渋谷のアパレルギャラリーにてたまたま見たのですが、これがまた非常によく記憶にも残っていました。

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国際的にも注目されているそうですが、国内初の没後回顧展になっています。身近なものを題材としながらも独自の世界が確立されています。

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この建物は帯屋さんの建物で日本家屋をギャラリーにしていてとても新鮮な気分でした。

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深瀬さんの作品には自己を投影したものが多く、この作品は多重露出で自分の顔とカラスを重ねています。

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渡り廊下部。右は中庭になっていますが、左側の通路部との隙間も庭になっているのが新鮮です。自然と一体化した日本建築らしい設計です。

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こちらもカラスの作品。重なっているのは深瀬さんの指紋。

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伝統的な日本建築にモダンにセッティングされた作品たち。

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同じく誉田屋源兵衛 黒蔵という会場。先程の奥にあるお蔵です。

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漆黒の壁と外壁のタイル状のデザインが特徴です。

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一階はロミュアル・ハズメさんというアフリカの現代美術家の作品が展示されています。パノラマ作品はまさに歩きながらアフリカの生活を垣間見ているようです。

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二階はガソリンを運ぶ人たちの撮影した作品。

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こちらは嶋臺ギャラリーを会場としたフランク・ホーヴァットさんの展示。

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1950年代からファッション写真に新風を吹き込んだ写真黄金期の写真家の一人。

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風景写真もありましたが、非常に構図といい目に止めさせるものがありました。

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蔵の扉もモダンに塗装されてました。

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日常の風景ですが、透明感があり、目の前で見ているような気がしました。

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蔵の扉から内部を見る。歴史を感じる建物を通してアート作品を見る新しさがあります。

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エントランス脇にある水鉢。1tは超えるだろう大きさです。

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京都新聞社の地下印刷工場が会場となっています。こちらも見たかった場所です。

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作品会場にはすべて昇りが立っているので目印になっています。

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今は使われてませんが印刷工場の廃墟のような空間を作品展で使われるのは非常にセンスを感じます。作品はフィルムにしてあり、裏側から投光されてスクリーンのようになっています。ポジを見る感じでしょうか。

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長さは50mはあるでしょうか。足元は暗いので見ながら歩いていると少々不安がありました。

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作品はローレン・グリーンフィールドさん。アメリカの写真家です。

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通りがかりにたまたま立ち寄った八百一という商業ビルです。和モダンなデザインですばらしい。伝統的な外観に配慮があり京都らしい町並み形成に貢献しています。

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八百一の隣にある自転車のお店。町家建築に自転車、これもまた京都らしいです。

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お茶屋さんの床面の意匠。非常に細かいデザインが施されていて、内部から外部まで床材が一体化していました。空間的な広がりと連続性に配慮されています。

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非常に探すのが大変だった藤井大丸ブラックストレージ会場。

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ステファン・シェイムスの作品。ブラックパンサーの写真ですが、これはアメリカ カリフォルニア州でアフリカ系アメリカ人らにより政治組織として結成されたもので、ステファンは内部に入り作品をとったそうです。

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最後にここも行きたかった会場。建仁寺の両足院。

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建仁寺の境内は観光客で賑わってましたがこのギャラリーとして活用されている両足院に気づく人は少なかったです。

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こちらでは珍しくないお蔵。

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両足院の中庭。井戸が見えます。

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花の作品を中心とした中川幸夫。

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明治43年に建築された如庵写しの茶室 水月亭。

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昭和に移築された大村梅軒好みの茶室。

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大書院。作品は漆黒の炭に挿して展示されています。

今回始めての京都グラフィーへの参加でしたが、京都各所を会場としておりアートと伝統文化を体験できる非常にすばらしいものでした。来年ももう少し時間をとって二日間ゆったりと見てみたいです。




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by nichijou-raisan | 2018-05-12 22:03 | 写真 | Comments(0)