「林丈二さんとまち歩き むかし銭湯があったまちで」

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モザイクタイルミュージアム企画の「林丈二さんとまち歩き むかし銭湯があったまちで」に参加です。20名の枠ですがかなり人気でした。林丈二さんといえば赤瀬川源平、藤森照信、さんと路上観察学会を立ち上げられた方でマンホールのふたで有名です。どんな視点でまち歩きするのか、興味深々で楽しみにしてました。陶都街並探偵団からもメンバーも参加しました。


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最初に1時間ほど会議室で林さんからまち歩きのレクチャーを受けました。まち歩きは「街の行間を読む」ことと林さんは言います。そこに小説や科学があり、そこを読むことでよりいっそう面白くなると。写真はミュージアムのはしご。

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林さんのレクチャーは続きます。ジャンルは、1、時代もの 2、豊かな貧乏性、市民の豊かな楽しみ 3、異質な宇宙感。とても思いつかないです。


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笠原町内にあるごみステーションのモザイクタイル。ひとつひとつ工夫が凝らしてあり面白いです。


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庭木の枝を落としたところになぜか缶詰で蓋をしています。


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最初に訪れたのが今は閉店した銭湯。煙突のある風景。


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玄関の靴箱。


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番台です。昔テレビでよく見ることはありましたが、実際に自分が使った記憶はあまりないです。


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身長計なるものが壁面に。体重計は定番のイメージですが、身長も。


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入浴料はこんな金額です。そんなに古くないそうですが、時代を感じる値段です。


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こちらが湯船。モザイクタイルは定番です。


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脱衣所からお風呂の手前の部屋の床タイル。凹凸もあるのでノンスリップだったんでしょうか。


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桶のプラスチック感も時代を感じさせます。


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天井を見上げるとこんな感じです。富士山の絵こそないですが、非常に質素なつくり。


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脱衣所のロッカーの錠。錠の名前があるのはなぜでしょうか。


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こちらが銭湯の外観。ひさの湯さんです。この日はオーナーさんがわざわざ開けてくれました。


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玄関をまたぐ松の木の添え木か門柱にのっかっています。歩きづらそうです。


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ズレ落ちそうな土台の石に載った鉢。


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タイル工場だった置き場に無造作に落ちたトタン。錆びた意匠も時間を感じます。


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雨どいから落ちた側溝のちょっとした庭。ストーリー性があります。


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なにげない風景を新しいまなざしで発見する林丈二さん。好奇心が絶えません。


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奥に使われなくなった井戸がありますが、水が豊かであったことを示すようにカキツバタが咲いてます。これもストーリー性です。


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大きな蔵です。細い路地を抜けたところに出てきて驚き。


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どこから持ってきただんだろうというコンテナが数本。一台はエアコンが取り付けられてました。


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あまりものの部材を使ってふさがれたドア。雨風を防ぐにはありあわせのもので。


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地酒、三千盛さんの建物。他にない意匠です。


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林さん曰く、東京では見られないコンクリートブロックだそうです。地域のコンクリートメーカーが作ったのでしょう。ブロック塀ひとつとっても地域色があります。


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三千盛さんの外壁の平瓦。時間の経過が瓦の表情に出ています。


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蔵があるだけで人は歴史を感じます。末永く維持して欲しいです。


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ありあわせのものを使って立体的な花壇が作られてます。盛土ならぬ、盛箱。


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玄関脇の突如として現れるタイル門柱。独立しているようで不思議です。


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流れる水は澄んでいてきれいです。


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雪止め瓦に引っかかった野球ボール。子供の声が聞こえてくるようです。


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なぜかずれた屋根。機能は果たしているでしょうか。


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石張りの基礎、花壇用のコンクリートブロック、人工竹垣、塗装コンクリート壁。とりあわせが新しい。


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梁にしがみついたセミの抜け殻。


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基礎からはみ出た、大谷石の塀。なぜカットしなかったでしょう。


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ちょっとしたせせらぎも整備すればもっと魅力的になりそうです。新緑がうつくしい。


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独特の折半形状のコンクリート屋根。雨水処理が大変そうです。


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川床にはカラフルなモザイクタイルや茶碗のかけらが。これもまた陶器の町ゆえでしょう。


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側溝の蓋に使われる、石材、タイル平板、木材、コンクリートブロック。


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屋根の柱が突き刺さるトイレ。


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NTTのマンホールの凹凸模様はなんとテレグラムのT。


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下水マンホール。実は二重になっていて、内側は人用、外側は機械を入れるためのものだそうです。形には理由があります。


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昔の台所で見かけたという甕。井戸から汲んだ水を一旦この甕に入れていたそうです。時代的に使われなくなって無造作に置かれてます。


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ミュージアムの屋根のはしご。


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まち歩き後に、参加者一人ひとりから一枚ずつ写真をピックアップして林さんに講評いただきました。まち歩きのプロからの一言一言がとても面白かったです。何気なく撮った一枚の写真に、その人の何かが現れているから大事にして欲しいと語る林丈二さん。すばらしい街歩きをありがとうございました。また一緒に東京から参加の文京建築会ユースの皆さんの視点も一緒に歩きとても勉強になったのと、刺激にもなりました。あわせて感謝です。






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by nichijou-raisan | 2018-05-20 22:51 | K-1 | Comments(0)