2016年 09月 04日
NIKON FE2 「瀬戸を歩く」

マニュアルフィルムカメラのNIKON FE2の修理が終わり初の撮影です。
1983年に発売開始されたものなので、33歳です。
その間デジタル化の中で消えていったフィルムカメラです。
今回は瀬戸を歩きました。
瀬戸ものの町らしい煙突の風景。

フィルムは、富士フィルムのヴェルヴィアISO100のポジフィルムで撮影したものを
一旦現像してから、カメラのキタムラの600万画素スキャンサービスを使って
データ化したものです。
現像とデータ化まででおよそ二週間かかりました。費用は、2000円ちょっとでしょうか。
デジタルに慣れていると、データ化までにこれだけかかってしまうとさすがに使わない
のもしょうがないです。

瀬戸市新世紀工芸館。
大通りから見るとこの木造建物が見えますが、奥に行くと深いつくりになっていて
ギャラリーや工房、カフェやイベントスペースと充実しています。

こども陶器博物館。
外観の写真はないですが、こちらも外観からはわからないほど充実した建物です。
陶芸の体験から工程実演、粘土遊びコーナーとかさすが瀬戸市という内容です。
写真は一階の窓から外の緑がきれいでした。

深川神社。
奈良時代771年創建の由緒ある神社です。
本殿は、文化年間に建てられた諏訪の名工・立川和四郎が手がけたもので
随所に彫刻が施されています。

深川神社鳥居。
身近なところにも美しい風景があります。
フィルムは急速な勢いで減っていると思います。
実際に使ってみて、デジタル化するのに時間とお金がかかることがわかり、残念でも
ありますが、手になじむ使い心地、操作感など、それでも持っていたいと思わせる
魅力がそこにあります。
by nichijou-raisan
| 2016-09-04 23:52
| 写真
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