2014年 09月 22日
フィレンツェその1
今回はミラノ、フィレンツェ、ボローニャ、リミニ、ベローナを周ります。
名古屋からヘルシンキ経由で、ミラノに夜入り、一泊して移動します。
ミラノ中央駅はいつも混雑するターミナル駅です。
ミラノからフィレンツェは、TRENITALIAという特急を使って移動します。
時間は約1時間40分。
イタリアの特急は他にitaloという電車もありますが、どちらもチケットを
券売機か窓口で購入して改札もなく、電車が来たら勝手に乗り込みます。
乗ってみるとチケットなしで勝手に座っている人も多いので、注意が
必要です。ちなみに日本からは、レイルヨーロッパというサイトで座席指定
ですべて購入できるので、現地で購入するのが面倒な場合はお勧めです。
フィレンツェ市内中央を流れるアルノ川。
濁っていて黄土色をしています。レガッタを練習する風景もあります。
市の南部にあるローマ門から市内を眺める。
小さなクラフトショップも多いです。
インテリアショップの絵タイル。
味わいがあって素敵です。
土地に余裕がなく壁一枚で道路なので、入り口壁には必ず番地名が入ったタイルと
呼び出し鈴が各戸数分だけ付いています。
いたってシンプルなデザインで景観的にもセンスがいいです。
とあるレストランのメニュー表。こんなにさり気なくあったら街並みもいっそう
美しくなります。
市内を見下ろすバルディーニ庭園から。
整形型の庭園です。
坂道の途中に現れるバルディーニ美術館に併設する庭園です。
斜面にある庭園なので、谷に向かって庭園が広がっています。
写真は一番上にあるテラスからの眺め。
藤棚の回廊です。
途中斜面には果樹も植えられていますが、市内の眺望も気持ちのいい
緑のアーケードです。
石畳の表情。
イタリアは決して歩きやすい路面ではありません。歩道も1mもない場所も多く
舗装は石畳で凸凹しています。ただ年月を越えて味わいのある風景は魅力です。
バルディーニ庭園を出て外周を下りますが、周囲の壁もまた風情があります。
オリーブの木は緑色が青みがかっていて、幾分乾燥した面持ちです。
有名なミケランジェロ広場です。
フィレンツェの街並みを一望できます。
ミケランジェロ作「ダビデ像」のコピーが置かれてあります。
広場にある売店。
水は至る所で売られてますが、スーパーは0.3ユーロ、町中は1ユーロ、売店では1.2
ユーロ。日本でもお茶一つが倍くらい違うのと同じです。
ミケランジェロ広場から奥に広がるトスカーナの風景。
イタリア古寺巡礼で和辻哲郎のいう乾燥した緑の風景です。
ミケランジェロ広場のすぐ奥にあるサン・サルバトーレ・アル・モンテ教会。
15世紀に建てられた教会で、ミケランジェロが「美しい田舎娘」と呼んだそうです。
確かにバランスのいいプロポーションです。
さらに坂を登り奥にいくと、サンミニアート・アル・モンテ教会があります。
1207年に建築されたロマネスク建築です。
聖堂内部も素晴らしく、天井画のモザイクも際立っています。
教会内部の光は神を想像させます。
堂内の暗さの中の光は神々しいものを感じます。
大理石の白が眩しい堂内は艶やかさも感じるところです。
by nichijou-raisan
| 2014-09-22 22:41
| RICOH GR