2013年 08月 15日
「伝え方が9割」 佐々木圭一
「伝え方が9割」 佐々木 圭一 (ダイヤモンド社)
コピーライターの著者が語るコミュニケーション術です。
佐々木さんが膨大な量の名作の言葉を見て、考え試行錯誤の末発見したのが
「伝え方にはシンプルな技術がある」
「感動的な言葉は、作ることができる」
と気づいたそうです。
現代はテレビもネットも情報洪水で人は自分の周りにある情報を追うことができなく
なったといいます。誰か知らない人が作ったおすすめ野菜ではなく、〇〇さんが
作ったおいしい野菜に引かれるのです。
ヴィレッジバンガードという書店、雑貨店がありますが、ここでも店員によるポップが
付けられています。情報の山の中で自分に響く言葉を探しているのかもしれません。
ネット時代でも活用できるテクニックが掲載されていますのでお勧めです。
また、メールの文章についても言及しています。
デジタル文字は冷たいと。
デジタル文字では、温かみや感情がそぎ落とされてしまいます。
メールは自分で思った以上に冷たく伝わっているそうです。
そこで感情表現の30%増量を提案されています。
これはなるほどです。
by nichijou-raisan
| 2013-08-15 15:21
| レバレッジリーディング