2013年 05月 17日
ヘルシンキ/ヘルシンキ大学付属植物園
ヘルシンキもほぼ一日のみということで詰め込んで朝から歩きます。
最初に向かったのは、ヘルシンキ大学付属植物園。
中央駅の北側にあります。
観光向けではなくて、研究用の植物園なので商業めいた部分は全くありません。
ただ植物の愛好家が訪れる、そんな雰囲気です。
細かな樹種はわかりませんが、日本でいうと高原の植物や樹木が多いように
思いました。緑も浅くてすがすがしい。
途中すれ違った人はわずか4人くらい。
落ち着いた方が見に来ている感じでした。
研究用の植物が植えてある部分もありますが、ガーデニングというより
ランドスケープというレベルでの植栽が見られます。
朝ということもあり、とてもすがすがしい。
大学の研究生らしき人たちの作業する風景もありました。
映える空。
のんびりと。
これだけ近づいても動かないのは慣れているせいかも。
アトリウムがありましたが出入りはできなかったです。
どちらかといえば、全体としてはイングリッシュガーデンに近いでしょうか。
あまり人工的なしつらえはなく、自然な景観を意識しているようです。
日本ではみなれない形ですが、わらびに近い。
公園的な要素はあまりなかったのですが、都市の中心部にこういう空間がある
のは国民性の表れでしょうか。
この時期はちょうど気候も安定していて、自転車に乗る人も多かったです。
冬の長いエリアなだけに貴重な季節なのでしょう。
by nichijou-raisan
| 2013-05-17 09:58
| GRⅢ