2009年 08月 02日
二宮翁夜話
「二宮翁夜話」 二宮尊徳
二宮尊徳といえば、そう学校の校庭の隅あった銅像の
尊徳さんのことです。
森信三さんの著作の中で度々登場する尊徳さんに興味
があったので、少々高いですが、日本経営合理化協会刊の
著作を買いました。
尊徳さんは、身長183センチ、体重90キロの巨漢だったそうです。
銅像は幼年期なので想像もつかないですよね。
尊徳さんは、600以上の郡や村を再建したことで当時は
有名だったそうです。
いわば、再建の神様。
内容ですが、尊徳さんが直接書いたのではなく、弟子が
話しを文章にまとめたものなので、口語体で目の前で
話しを聞いてるような文体です。
尊徳さんの哲学は、農作業の中から生まれてきたことが
伺えます。
天道と人道の違い、人間の世は何に気をつけて
いかなかればならないのか。尊徳さんの独特のわかりやすい
表現で書かれてます。
経営学の古典のような趣ですが、内容はいまだ色あせる
ことのない新鮮でずっしりと重い内容です。
すばらしい著作との出逢いに感謝です。
by nichijou-raisan
| 2009-08-02 01:13
| レバレッジリーディング