日常礼讃BLOG

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八幡神社 流鏑馬奉納

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岐阜県土岐市妻木町にある八幡神社で400年続く流鏑馬奉納です。
小さい時以来、しっかり見に来たのはずいぶん経ちます。

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2017年10月8日(日)は天気もよくまさに流鏑馬日和。
武者行列と合わせて神輿が練り歩きます。

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子供のころの記憶よりずいぶん規模も大きく感じました。
地元の協力あっての伝統行事です。

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こちらが武者行列。
ちびっこ武者行列もかわいかったです。

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午後13時過ぎから流鏑馬の練習が始まり、武者行列と同時に神輿が一旦仮置きされます。

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今回走る6人の小学生の紹介を兼ねて引き馬されます。

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境内の参道の砂利の坂道を登り終えたところ。
いよいよ本番間近です。

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合図とともに駆け上がります。観衆も一気に盛り上がります。

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続々と6人が駆け上がります。

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大型のレンズを持つカメラマン、愛好家も数多くいました。
環境は日陰から太陽光に写りながら、スピードは速く、撮影はなかなか難しいです。

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脚立を持ってきてまで撮影している人もいました。

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全員駆け上がると、引き馬されながら下まで行きます。その道中、縁起物の扇子と鞭が観衆に向けて投げられます。
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こうして優々と歩いている後姿はとっても凛々しいです。
フィナーレはお神輿を本殿に納めるところですが、この日は時間なく見られませんでした。
来年はまたベストスポットを取りたいと思います。

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ちょうど写真の盛り上がった部分が妻木城址になります。
時代は変わったとはいえ、天然のお堀である川といい、立地条件が山城に向いていたのでしょう。

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こちらが少しわかりづらいですが、城下町でよく見かける枡形道路です。
敵が攻め込んできたときに道路を曲げることでスピードを落とすのが目的です。
一般的な枡形に比べると少し小さ目です。

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妻木城の城下町らしい風情はほんの一部のみです。
こちらは庄屋の建物。

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蔵も昔はありましたが、残っているのもごくわずか。

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こちらも門構えがなんとなく風情が残ってます。

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街並みがあっても、住宅の開発が行われると、全面駐車場となるので、いわゆる街並みを構成する壁の部分がなくなっていまいます。なかなか難しいところですが、これも一つのインバウンド対策としての観光資源として景観形成ガイドラインなどを市で設置できたらと思います。
行政側が入らないと、大きな資金負担含め、成り立たないと思います。



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by nichijou-raisan | 2017-10-10 00:41 | K-1 | Comments(0)

Z's展 vol.2

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写真家江口善通先生と50人のフォトグラファー展です。
モンベル東京京橋店二階のサロンで平成29年9月30日より10月6日まで開催されます。

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今年で二回目の開催となるグループ展で、江口先生にゆかりのある写真愛好家の作品が
展示されています。
最初のご挨拶の中で到着した順番にレイアウトをしたそうです。こうしてみいると
バラエティに富んだ作品で個性が発揮されています。

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江口先生はリコーのクラブツアーも多数されている方で、その魅力で仲間となった方々
が多く来場されました。初日はオープニングのトークショーと、パーティが行われました。

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こちらは江口先生の鹿児島奄美の作品。
樹木の見上げですが、テクニカルな説明が非常に参考になりました。
やはりプロは違います。

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続いて写真家小林義明先生の北海道の作品。
紅葉を撮影してますが、645サイズのため非常にディテールがすばらしい。

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招待作家最後は、写真家相原正明先生のお台場の高速と夕景の作品。コンクリート構造物の
巨大なリングと夕景の世界が描かれます。
相原先生とは懇親会でいろいろとお話しさせていただきました。なんとオーストラリアは
長い時で年に7か月は撮影で行っているそうです。
もはや第二の家になっていて、国内移動している感覚と言われてました。
アートに関する造詣、建築写真もよく撮影されるとのことでした。

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作品は風景からスナップ、ポートレート、モノクロ、カラーなど多彩。
ひとつのパネルにすることで別の面白さがあります。

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最後に江口先生、小林先生、相原先生それぞれから一点ずつ表彰がありました。
驚いたことに、相原先生より私の作品が選定され表彰いただきました。

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こちらがその作品です。場所は愛知県豊田市にある豊田市美術館です。
設計は建築家の谷口吉生さんです。
氏の設計は非常にモダンでありながら、非常に繊細な日本の美意識が表現されて
います。この階段室は二階ギャラリーにつながるところですが、こういう部分で
すら空間、見え方を工夫されていると感じます。
建築は光の中にあって、光と交わることで初めて生きることができるのだと
思います。
カメラ:RICOH GRⅡ(ブリーチバイパス)

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こちらは今回のもう一つの作品。場所は長野県の柿其渓谷です。
非常に澄んだ水面に写る青々とした緑が移ろいながらきらめきます。
まさにエメラルド。おすすめスポットです。
カメラ:PENTAX K-1+SIGMA 18-250mm F3.5-6.3


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by nichijou-raisan | 2017-10-01 21:15 | RICOH GRⅡ | Comments(0)

御射鹿池(みしゃかいけ)

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長野県を代表する日本画家といえば東山魁夷です。この池は御射鹿池(みしゃかいけ)といいます。

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長野県茅野市にあります。白樺湖からだと車でおよそ30分くらいでしょうか。峠道をくねくね走るとたどり着きます。

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非常に幻想的で東山魁夷がモデルとしたのもわかります。その世界観を体験できただけでも非常にうれしい限りです。

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蓼科も含めこのエリアの自然風景は美しいです。



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by nichijou-raisan | 2017-08-14 21:00 | K-1 | Comments(0)

イコロの森



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千歳空港からもほど近い場所にあるイコロの森です。

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もとは園芸ショップですが、北海道のナチュラルガーデン、レストラン、カフェの複合施設と
なっています。

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こういったシダが多いのも北海道の特徴です。

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イコロの森は入園料が必要です。大人600円、子供300円。
営業は4/21~10/31までで、9:00~17:00までとなっています。

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蛇籠のウォール。自然素材で生態系にもやさしいです。

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こちらはクラフト作品などを販売するイコロハウス。

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ひとつひとつ味わいのあるグッズがセレクトされています。

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陶器も雰囲気もいいです。
クラフト作品は手が触れることで忘れた感覚がよみがえったりもします。

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左側にエントランス、イコロハウス奥にレストラン、右側にはカフェがあります。

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ガーデンは北海道の自然を生かしたナチュラルガーデンといったデザインで非常にゆったりと
できます。

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園内も広いので、なんとなくぶらぶらするのにはもってこいの場所です。

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ガーデナーも数名いらっしゃるようで、そこかしこにデザイナーの感性を感じます。

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横に長いボーダーガーデン。
起伏のないフラットなガーデン。

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もう少し遅ければバラも咲いていると思います。

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左側はカウチ式のカフェ空間。
静かで気持ちのよい空間です。

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本棚にはガーデンや植物の本が並んでます。
自然に触れる場所としては最高です。

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森の食卓 トマティーヨというレストラン。
ランチにくるのもおすすめです。

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ナーサリーコーナー。

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かなりの品種を扱っているようです。




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by nichijou-raisan | 2017-06-11 21:29 | RICOH GRⅡ | Comments(0)

Hyde Park & Kensington Gardens

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ロンドン二日目は早く起きてハイド・パークへ。
ちょっとした町のハンギングプランターが彩を添えてます。

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ロンドン市内のガイドマップは非常に見やすくわかりやすいです。
観光客に非常にやさしい。

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ロンドンは石畳というイメージがありますが、今はだいぶ石畳は改修されています。
写真のようなコンクリート平板が一般的のようです。
いたってシンプルで無機質感がありますが、歩道はあくまで風景の中では
地となる部分なので、目立たずという視点はもっともです。

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イギリスには数社伝統的なレンガメーカーがあります。
今なおハンドメイドでレンガを作っているとは驚きです。

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日本ではレンガの外壁はあまり見ませんが、土を焼いた質感は人になじみます。
風景としてもエイジングするので時間とともに溶け込む感じです。

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ハイド・パークは非常に自然身あふれる公園で、ランニングやサイクリングをしている
人を多く見かけました。
しっかり自転車道の存在があります。

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自転車の床サインは近づいてみると実は縦長になっています。
自転車の目線で見たときにバランスよく見える設定です。
何に伝えるメッセージなのかが考慮されています。

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歩行者道、自転車立ち入り禁止サイン。

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歩行者優先表示。

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ハイド・パークの西方は王立のケンジントンガーデンになっています。
その入り口部にあるイタリアンガーデン。池と建物で雰囲気があります。

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ロングウォーターは、ハイド・パーク中央のサーベンタイン湖の一部です。
美しい眺めです。

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ロングウォーターに生息する鳥たち。

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ニューヨークのセントラルパークもそうですが、都心部にしっかりとした自然生物と
出会える場所があるのは非常に重要だと思います。
人も自然の一部と考えればごく自然です。

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ダイアナ妃のメモリアルロードのサイン。
床から盛り上がっていますが、国民に親しまれたことが偲ばれます。

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人間性を取り戻す場です。

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ダイアナ妃メモリアルファウンテン。

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噴水の川床の石のデザインで流れを変化させダイアナ妃の生涯を表現しているそうです。

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人生のどこに当たったのかはわかりませんが、非常に緩やかな部分と荒波の
部分があります。

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鳥たちにとっても憩の場です。なんだかほっとします。

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公園内は非常に清潔で居心地もよくくつろげます。
庭文化のあるさすがのイギリスです。

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南端にあるアルバート・メモリアル。
ヴィクトリア女王の夫アルバート公を記念したものです。

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四隅の彫刻は大英帝国の繁栄を象徴しているそうです。
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by nichijou-raisan | 2016-11-04 00:59 | RICOH GRⅡ | Comments(0)

paddinton station

イギリスで数日過ごしました。
今回は二度目で、前回はロンドンとバーミンガムでした。

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こちらがパディントン駅。
パティントンはロンドン市内に入るターミナル的な駅で、ヒースロー空港から
ヒースロー・エクスプレスを使うと約15分ほどで到着します。

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ヨーロッパの駅は日本と違い地上部に列車が並びます。
屋根はアーチで広く明るく、駅の風景があります。

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どこを切り取ってもおしゃれなのはセンスの違いでしょうか。
列車の色づかいも品があります。

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電車はバリアフリーではないので、ホームから電車の階段を使って上がります。
そのため、大きなスーツケースを持っている旅行客にはあまりやさしくないです。

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駅によってデザインの違う屋根や構造を見るのも楽しい。

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大きなターミナル駅はこういった床面のサインがあるとありがたいです。

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パディントンというと熊のアニメを思い出す人がいるかもしれません。

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駅で途方にくれている熊がブラウン一家と出会い、パディントンと名付けられたのが
この駅です。駅にはパディントンの銅像があります。
記念撮影もできるようにベンチもあります。

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駅舎の中の駐輪場。
確かに広いのでこうした施設は非常にいいですが、駅の風景とはなんとなく
異質です。
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by nichijou-raisan | 2016-11-03 23:32 | RICOH GRⅡ | Comments(0)

名古屋空港 飛行機撮影

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名古屋空港は現在は地方便のみの地方空港となりましたが
小牧市内にあるため、比較的至近で飛行機を見ることができます。

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実際航空機の写真をまともに撮るのは初めてですが、移動する物体なので
シャッタースピードを速くしてブレをなくすようにしなければなりません。

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一時間に何本も離着陸があるのでそれほど待たなくでもシャッターチャンスが
あります。FDAは鮮やかな機体色で楽しめます。

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先ほどまでは空港南にあるエアフロントオアシスからの撮影ですが、こちらは
エアポートウォークというショッピングモールの駐車場からです。
エアポートウォークはセントレアに空港が移転してから空港及び施設を
商業施設に転換したもので飛行機を眺められる珍しいスポットです。

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駐車場側からだとフェンスがあるのでどうしても視界で邪魔になりますが、
こんな強者も。

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しばらくいると今度はヘリコプターです。

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よく見るとNHKの文字が。

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しばらく駐車場を見ていると航空無線を聞きながら飛行機を待っている人も結構
いるので人気のスポットなのでしょう。

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名古屋空港は小牧基地でもあるので遠くには自衛隊機が見えます。

飛行機マニアには絶好の撮影場所です。
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by nichijou-raisan | 2016-10-10 21:42 | K-1 | Comments(0)

NIKON FE2 「瀬戸を歩く」

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マニュアルフィルムカメラのNIKON FE2の修理が終わり初の撮影です。
1983年に発売開始されたものなので、33歳です。
その間デジタル化の中で消えていったフィルムカメラです。

今回は瀬戸を歩きました。
瀬戸ものの町らしい煙突の風景。

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フィルムは、富士フィルムのヴェルヴィアISO100のポジフィルムで撮影したものを
一旦現像してから、カメラのキタムラの600万画素スキャンサービスを使って
データ化したものです。
現像とデータ化まででおよそ二週間かかりました。費用は、2000円ちょっとでしょうか。
デジタルに慣れていると、データ化までにこれだけかかってしまうとさすがに使わない
のもしょうがないです。

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瀬戸市新世紀工芸館。
大通りから見るとこの木造建物が見えますが、奥に行くと深いつくりになっていて
ギャラリーや工房、カフェやイベントスペースと充実しています。

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こども陶器博物館。
外観の写真はないですが、こちらも外観からはわからないほど充実した建物です。
陶芸の体験から工程実演、粘土遊びコーナーとかさすが瀬戸市という内容です。

写真は一階の窓から外の緑がきれいでした。

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深川神社。
奈良時代771年創建の由緒ある神社です。
本殿は、文化年間に建てられた諏訪の名工・立川和四郎が手がけたもので
随所に彫刻が施されています。

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深川神社鳥居。
身近なところにも美しい風景があります。

フィルムは急速な勢いで減っていると思います。
実際に使ってみて、デジタル化するのに時間とお金がかかることがわかり、残念でも
ありますが、手になじむ使い心地、操作感など、それでも持っていたいと思わせる
魅力がそこにあります。
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by nichijou-raisan | 2016-09-04 23:52 | 写真 | Comments(0)

懐かしのオールドカメラ

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祖父と父から譲り受けた古き時代のフィルムカメラです。

1、マミヤ645(1975年発売)
中判のブローニーフィルムを使うカメラで、高画質画像を
撮ることができます。一度はモルトを交換して、しばらく手持ち撮影で
使いましたが、プリントしてみると驚きの精細さでした。

2、ニコンFE2(1983年発売)
普及モデルの一眼レフカメラです。
非常に使いやすいことは触ってみてわかります。モルトが傷んでいたので
モルト交換と清掃を日研テクノに依頼し最近戻ってきました。
近々フィルムを入れて撮影してみようと思います。

3、キャノネット(1961年発売)
実際にフィルムを入れて撮影してみましたが、なんとなくレトロは感じで
ちょうどレンズの色といいノスタルジーを感じました。
フィルム機構が、トリガータイプで操作も楽しいです。

4、オリンパスPEN(1959年発売)
ボディーが小型で扱いやすい感じです。
実際にフィルムを入れたことがないので、これから試してみようかと
思います。

メカが主体の昔のカメラの大きさ、重量感、操作感は実に、魅力的な
ものがあると思います。
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by nichijou-raisan | 2016-09-02 23:41 | 写真 | Comments(0)

「わたしの土地から大地へ」セバスチャン・サルガド

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「わたしの土地から大地へ」 セバスチャン・サルガド/イザベル・フランク(河出書房新社)

世界的写真家セバスチャン・サルガドの自伝です。

東京に行った時は必ずよる青山ブックセンターでたまたま手に取った本です。
帯にはこうあります。

「世界的写真家の、自伝。
 神の眼をもつひと、と称され世界中に大きな影響を与える報道写真家・・・」

この「神の眼」はどんなだろうとぱらぱら見てみると、驚愕の画像です。
その描こうとしている内容とは裏腹にある種、尊敬の念をもって捉えている画像です。

かつて究極のリアリズムを掲げた土門拳のリアリズムに美的要素という表現はふさわしくないですが、威厳とそれを超えた美が伝わってくるのです。

はっきりいって彼の作品は、移民、貧困、紛争などテーマは非常に重いものばかりですが、その一瞬の中に尊敬のまなざしと美へ昇華させているのです。

故郷であるブラジルで原住民の調査をしていて都市に住む人間は自然のかかわりにおいて違ってしまったといいます。我々は木の名前を忘れてしまったことや、自然のサイクルに関しても無知になってしまった。
はたして人は幸せになったのか、進化したのか、そんな問いかけが聞こえてきます。

サルガドはモノクロ撮影が中心です。
そのモノクロへのこだわりは次の文章でわかります。

「だけど白黒のイメージを見るときは、イメージがわたしたちのなかに入ってきて、わたしたちはイメージを消化して、そうと意識しないまま色づけをする。そういうわけで見る人のなかに摂りいれられて、見る人はイメージを自分のものにする。白黒のこういう力はほんとうにすごいと思う。」

写真集ジェネシスの一環で北極圏近くのネオツ族との出会いがありました。
彼らと一緒に過ごしたことで、わたしたちの生活を支えている大原則というのは、わたしたちのいまの社会ができあがるずっと前から存在していたという証拠が得られたそうです。

最後に彼の言葉集を。

「わたしはこの惑星と出会った」

「起源の人間はとても強くて、わたしたちがその後、都会化して忘れてしまった何かをたくさん持っている。わたしたちの本能だ。」

「自分たちはあらんかぎりの手段をつくして、人間という種の生き残りを保障してくれるものを破壊してしまっているんだということも見た。」

「都市化の結果として自分たちを自然から切り離したせいで、わたしたちはとてもややこしい動物になってしまったということだ。この惑星と疎遠になったせいで、わたしたちは奇妙な存在になってしまった。だけどこれは解決不可能な問題じゃない。対策のカギは情報にある。
もう少しでもこういった情報を提供できたんだとすれば、わたしは幸せだ。」

「惑星のほうへ戻っていくのが、よりよく生きるための唯一の方法だ、という確信だ。
現代世界は都市化されていて、規則や法律でいっぱいで、生命力をそがれてしまう。
少しばかり自由を取り戻そうというのなら、自然のなかにしかチャンスはない。」

「わたしの写真は社会活動じゃなくて、職業だ。私の人生だ。
わたしは写真が、撮ることが、カメラを手に持っていることが、フレーミングするのが、光と戯れることが大好きだ。人々と生きるのが、いろいろなコミュニティを観察するのが、そしていまでは動物や木や石を観察するのが大好きだ。
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by nichijou-raisan | 2016-08-08 00:15 | レバレッジリーディング | Comments(0)
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出会いに感謝


by nichijou-raisan
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