日常礼讃BLOG

nichijour.exblog.jp ブログトップ

<   2014年 05月 ( 3 )   > この月の画像一覧

荒木経惟「往生写集」

b0119493_193947.jpg


荒木経惟の往生写集。
先日トークショーで聞いたので、幾分なりともアラーキーの写真のことを理解して
写真展に行ってきました。

b0119493_1945668.jpg


場所は豊田市美術館です。
展示内容もよく中部圏ではベストです。

b0119493_1921557.jpg


アラーキーにとって写真とは人生そのもの。
往生の中に人生という意味が入っているといえます。

b0119493_19224515.jpg


「さっちんとマー坊」
 子供たちを撮影した作品ですが、見きれてたり、ピントがぼけていたりとスナップ
 らしい作品ですが、こうした中に子供の元気さや動きといったものを表現されて
 います。

b0119493_19253729.jpg


「男の顔面」「富山の女性」
 人生そのものが顔に現れているとして撮影した作品です。
 日本の成長に寄与した面々、そして家族を支えてきた女性の面々。
 単なる表情を超えて、ふとその人の人生について考えさせられました。

b0119493_19284778.jpg


「地下鉄」
 地下鉄車内の乗客を撮影した作品です。
 ほぼ隠しカメラのように撮影したため、こちらもおおざっぱな印象は否めないですが
 そこに現れた表情を見るにつけ、その時代を感じます。

b0119493_19304290.jpg


「空景」
 陽子さんが入院している時に病院の窓から見えた空を撮影したのが始まりだそうです。
 その空を見て、アラーキーが何を考えていたのか、それは単なる空ではなく、あの世
 であったのかもしれません。心象風景で見た風景はがらりと変わります。

b0119493_19325931.jpg


「センチメンタルな旅」
 新婚旅行を撮影した作品ですが、赤裸々に写された日常が描かれます。
 まさに私小説的な作品です。

b0119493_19344732.jpg


「道路」
 愛妻陽子さんが亡くなってから引越し先のマンションから眼下の道路を撮影した
 作品です。単なる日常的な光景ですが、そこに写し込まれた人のドラマを感じて
 しまうような作品です。日常こそドラマであり、作品と言っているのかもしれません。

b0119493_19364137.jpg


荒木経惟の言葉。

「写真を撮るというのは瞬間を止めることなの。
 アタシの言葉でいうと息を止めるというか、仮死状態にすること。

 それをプリントで見せる時に生き返らせるわけ。

 だから生と死や彼岸と此岸とか、
 この道を行ったり来たりして、よろよろしながら日記をつけるように撮っている感じだね。」

b0119493_19402686.jpg


作品全体から感じることは、生生しさであったり、息を感じるようであったりします。
写真家の捉えた、被写体の生命が、そこに写し込まれているからなのでしょう。

b0119493_19435312.jpg


美的にどうかとか、構図とかではなく、肉体的な写真の世界がそこにはあるように
思います。

#RICOH GRにて撮影
[PR]
by nichijou-raisan | 2014-05-25 19:45 | RICOH GR | Comments(0)

浜名湖花博2014

b0119493_10572131.jpg


2014年6月15日まで開催中の浜名湖花博2014です。
近いですが、開催中に来たのは初めてです。

b0119493_10583494.jpg


会場は、はままつフラワーパークと浜名湖ガーデンパークの二会場で開催されています。
今回は時間もなく、浜名湖に近いガーデンパークのみです。

b0119493_10595420.jpg


季節的にも花々も咲き誇っていて見事です。
人混みも相当ですが、見るだけの価値はあります。

b0119493_1104781.jpg


写真はモネの生前の庭を再現したという花の美術館の庭です。
色とりどりでどこを見ても感動です。

b0119493_113045.jpg


植物の配色もまたモネを絵画を想起します。

b0119493_1133272.jpg


花博の駐車場はガーデンパークが大型で多少渋滞しますが、わりとスムーズに
入れます。この花の美術館までは一番奥ということもあり距離もありますが、道中
のボーダーガーデン、大道芸人などのイベントも仕掛けてあり退屈しません。

b0119493_1144240.jpg


モネの庭は中でも一番人気で園路は通行禁止にしてあるので粗野な雰囲気も
情緒があり美しい。

b0119493_1154062.jpg


バラも見事です。

b0119493_1155897.jpg


ガーデンパークは国際庭園という各国の庭のコーナーやハウスメーカーや
造園会社のテーマ展示もあります。

b0119493_1173832.jpg


イタリア庭園の一部ですが、植物の使い方、組み合わせ方が自然です。

b0119493_1182280.jpg


アウトドアルームデザインさんの設計のお庭。
静岡の魅力的な風景を縮景したそうですが、築山の造形が際立ちます。

b0119493_11101161.jpg


チェルシーフラワーショー ゴールドメダリストの石原和幸さんの桃源郷をテーマ
としたお庭です。真の豊かさとは緑に囲まれること、を表現されています。

b0119493_11125983.jpg


国土交通大臣賞を受賞された住友林業緑化さんのお庭です。

b0119493_11134363.jpg


壁泉ですが、限りなく存在感を消した管からの水景。
里山をイメージされたデザインですが随所に新しいデザインが施されていて秀逸です。

b0119493_11154367.jpg


雑木の中の木の回廊という演出ですが、歩いてみると不思議と落ち着きます。
自然な線形と加工されたパーゴラの直線の対比が効いてます。

b0119493_11175378.jpg


正面側のデザインは天然石の鋸引き部からの壁泉が非常にモダンです。
一見アンバランスな片持ち状態ですが、緊張感を醸し出します。

b0119493_11184891.jpg


日本人の感性はやっぱり里山なのでしょう。
安心してしまいます。

他にも過去のテーマガーデンをリニューアルしたものもあり、楽しめます。

b0119493_11201635.jpg


2つの会場で広いので一日がかりのガーデンめぐりおすすめです。

b0119493_11221455.jpg


#K-5ⅡSにて撮影
[PR]
by nichijou-raisan | 2014-05-24 11:22 | K-5ⅡS | Comments(2)

龍潭寺

b0119493_24114.jpg


奥浜名湖にある龍潭寺です。
臨済宗妙心寺派ののこのお寺は、井伊家の菩提寺として有名です。

b0119493_242862.jpg


奈良時代に行基により開創されたと伝わります。
紅葉の時にも来てみたいと思わせるほどモミジが植えてあります。

b0119493_2435833.jpg


本堂(県指定文化財)。

b0119493_245078.jpg


本堂からの眺め。

b0119493_246345.jpg


龍潭寺庭園は江戸時代初期に造られた小堀遠州作による池泉観賞式庭園です。
本堂に沿うようにして横長にできています。

b0119493_249045.jpg


石組みも見事です。
刈り込みされたツツジとのバランスが独特です。

b0119493_2502227.jpg


床の間に活けられた菖蒲。

b0119493_2512639.jpg


本堂前の白砂も美しい。

b0119493_2515810.jpg


刈り込みもきれいです。

b0119493_256481.jpg


紫陽花ももう少し。

b0119493_2562983.jpg


ツツジの赤が際立ちます。

b0119493_2564988.jpg


龍潭寺の場所は新東名浜松いなさICで降りて10分程度です。
浜松花博と合わせて来ると便利です。

b0119493_2581047.jpg


来場者も少なめなのでゆっくりと鑑賞できます。
[PR]
by nichijou-raisan | 2014-05-19 02:58 | K-5ⅡS | Comments(0)
line

出会いに感謝


by nichijou-raisan
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite