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カテゴリ:メイドインジャパンプロジェクト( 2 )

MIJP「ものづくりと技術の伝承」丹羽ふとん店

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平成26年3月13日にメイドインジャパンプロジェクトで「ものづくりと技術の伝承」
と題して丹羽ふとん店の丹羽さんよりご講演いただきました。

丹羽さんは現在親子でふとん店を営んでいますが、4代目の丹羽正之さんと
5代目丹羽拓也さんのお二人とも技能グランプリで優勝された方です。

正之さんは、若きころ綿をつくる現場に行くと、アメリカやインドにも行かれている
ほど探究心の深い方です。現地に行った際は、必ずふとん店を探し見てきた
そうですが、以外と「FUTON」という名称が使われていて、認知度があることを
発見したそうです。

正之さんは同業の評価こそ最も厳しいと技能グランプリに参加しました。
同業で評価された商品はエンドユーザーにも必ずいいとわかるはずだと考えた
そうです。そのため、常に自分の技を研鑽してきたといいます。

息子さんである拓也さんには徹底して技術を伝承してきたそうですが、これは
息子であり、自分の技術を伝承していくからしているそうです。
これが他人だったら、技を盗めと言っているが、息子だからいいそうです。

正之さんは最近ふとんのタグに食べ物でいうところの賞味期限に相当する
打ち替え日を記載しています。これは責任の所在を明確にするのと同時に
将来にわたって心地よくふとんを使ってもらうため、また職人という仕事が将来
にわたって続くようにとの思いからということでした。

これは、他の業界もまったく同じで、安かろうに走っていったあげく、国内の
空洞化が進みものづくりすらできない業界が増えていますが、ひとつのやり
方だと思いました。

つまり、伊勢の式年遷宮とまったく同じです。

20年周期で建替えるがため、技術の伝承が行われるのです。

ふとんのサイクルはもっと短いのですが、定期的にメンテナンスする業務に
していけば、ふとん職人の仕事も安定し、また将来にわたって技術も伝承して
いくというわけです。

大量生産、大量消費から、今後の日本のものづくりの行く末が危ぶまれますが、
知恵を絞って持続するようにもっていかなければなりません。

本当にいいものを長く、お付き合いできる関係づくり、それが技術の伝承、もの
づくり日本の再生のコンセプトかもしれません。

とても勉強になった一日でした。
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by nichijou-raisan | 2014-03-13 11:20 | メイドインジャパンプロジェクト | Comments(0)

愛知サロン開催

7月27日、メイドインジャパンプロジェクト愛知サロンが開催されました。
最近あまり出られないですが、ようやく参加できました。

テーマは、「跡を継ぐことは、想いを継ぐこと」。

東京あとつぎ息子会議の代表時岡さんと、東海の跡継ぎをされた
3社長を招いてのセミナーです。

登場した3社長は、瀬戸で陶器の型を製造されている吉橋さん、
名古屋で家具を製造されている和田さん、ろうそく店を営む磯部さん。

どの方も跡継ぎをされていて、親子の関係、自分の人生の決断を
されてきた方で非常に興味深い内容でした。

冒頭、時岡さんのプレゼンでは、日本の企業の中での中小企業の
割合は、なんと99%。そのうち、同族会社は90%ということなので、
いかに同族会社、ファミリー企業を大切にしていかないとこれからの
日本もない!というのがわかります。

また200年以上続く企業は、ファミリービジネスが多いというデータ
もあるそうです。

跡継ぎの問題は今は深刻になっていて、特に息子さんが跡を継ぎたく
ないとか、親が不況業種だから跡を継がせたくないとかもあると聞きます。

跡継ぎを楽しく、前向きな姿勢で捕らえる時岡さんの会は非常に
すばらしいものだと感じました。
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by nichijou-raisan | 2011-07-27 15:19 | メイドインジャパンプロジェクト | Comments(0)
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出会いに感謝


by nichijou-raisan
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