2018年 02月 15日
The Day
2月15日に東京で開催された空間デザインシンポジウムに参加しました。The DAY.
商環境デザインの4団体の合同で企画されたイベントで会場もいっぱいでした。
冒頭は建築家の内藤廣さん。現代は人間の成長とかけ離れたコンピューター技術の進化による間を埋めるものこそが芸術やアート、建築であるといいます。
東京はこれからビックプロジェクトが相次ぎ、6000億や1兆規模の投資も行われるそうです。
その中ですべてが成功するわけではなく、危機感も同時に持たなければならないと。
これが渋谷の未来図です。高層ビルが立ち並び、今の渋谷とはまったく違う風景ができあがります。
こうした開発の場合に、場所がそもそも持っている場所姓、界隈性をいかに継承していくのか建築家の役割が大きくなります。ここでは異なる建築家が建築設計にそれぞれかかわることで均一にならない建築の風景を作り出そうとしています。
都市のあり方とは、中心ではなく、個性のある都市の重なりの中にあるのだと内藤さんは言います。
日本デザイン振興会の大井篤理事長のプレゼンでは、これからのビジネスイノベーションは、多様性、異能、感性、本物を見抜く力が問われると言われてました。科学×技術×感性。
次代はローカリティの追求にあると。
後半の対談ではグラフィックデザイナーの廣村正彰さんが登場され現在のプロジェクトが紹介されました。
新世代カプセルホテル「ナインアワーズ」を手がけてますが、新しいサウナ付きカプセル「ドシー」。
開かれたカプセルホテルの新しい形。
近未来型のカプセル。
時代を映すホテルの姿に未来を感じました。
by nichijou-raisan
| 2018-02-15 20:55
| デザイン