2017年 06月 11日
「誇りとなる会社の作り方」蓬台浩明
浜松にある都田建設の社長である蓬台さんの著作です。
ドロフィーズという北欧風の街づくりが有名で、本の表紙にもある都田駅のリノベーション
も手掛けています。
蓬台さんは「利他の精神」と繰り返し述べられています。
自分の利益ではなく、お客様、引いては社会のためでないと企業は存続できないと言います。
ドロフィーズの語源はというと、ドリーム(夢)、ラブ(愛)、フリーダム(自由)
ズ(仲間)の造語です。
ファンタジックな印象もありましたが、すべてがすべて哲学的な裏付けで展開されている
ことがわかります。
蓬台氏のいくつかの言葉
「美しさは、心の表れ」
「誇りは、自分の存在への感謝と、命に対しての畏敬の念から生まれる」
「企業というのは地域に愛されることなしには存在する意味がない」
「美的センスを高めること、最高のおもてなし」
「本物を丁寧に、そして大切にしていきたい」
「美と経営の融合は、これから必ず大切になってくる時代」
「感性とは、感じ取る力。お客様の心理を感じ取る。人々の心を感じ取る。」
ドラッカー「マネジメントは決して経営学ではなく、人を幸せにする仕組み」
ドロフィーズ 企業理念
・正道を歩む(信念と誇りを持って、嘘偽りなく行動する)
・感謝する(出会いや仕事のあることを素直に喜ぶ)
・社会に貢献する(夢と感動を与える活動を通じ、適正利益を出し続ける)
行けば必ず都田建設が展開する思想や哲学、その空気感に魅了されます。
おすすめです。
by nichijou-raisan
| 2017-06-11 23:09
| レバレッジリーディング