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「徳川家康の名言」

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「徳川家康の名言」 小野小一郎 (アイパス出版)

副題は最後に必ず勝つ理由とあります。
日本人の打たれ強い基礎は家康によるところが大きいと著者は言います。
江戸時代、家康によって完成されていった武士道精神が今の日本人の
強さにつながっているとも。

本書の構成は、家康の名言集で5つのパートからできています。

第一章 忍耐
第二章 鍛錬
第三章 思慮
第四章 挑戦
第五章 勝利

一章からは一番有名な言葉を。

「人の一生は重き荷を負うて遠き道をゆくがごとし。いそぐべからず」
人生の深みを表現した言葉です。
家康の荷はもちろん「天下」であることは異論がありません。

二章からはこちら。

「こころに欲おこらば、困窮したる時を思い出すべし」
必要な欲といえば、自分を成長させる欲ですが、物質的なものは
倹約の精神が必要ということです。
ものあまりの時代の現代では重要な言葉です。

四章からはこちら。

「器物は何ほどの名物にても、肝要のとき用に立たず、宝の中の
宝と言うは、人にて留めたり」
名物と言われる器物はいざという時は役に立たず、宝の中の宝
は人材と言っています。

五章からはこちら。

「天下は天下の人の天下にして、我一人の天下とは思うべからず、
国も又、一国の人の国の人の国にして、一人の国にはあらず。
家も一家の人の家にして、一人の家ならず。何事も一人にては
成り立たぬものぞ。

戦国から太平の世にして戦争をなくすことはまさにこの言葉から
発するものだと思います。
突き抜けたところにいないと、広くあまねく太平を作り出すことは
できないのでしょう。

これは一企業人としても同じで、自分ではなく志の重要性がある
ことも頷けます。
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by nichijou-raisan | 2016-12-29 12:01 | レバレッジリーディング | Comments(0)
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出会いに感謝


by nichijou-raisan
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