2014年 11月 02日
東京デザイナーズウィーク2014
東京デザイナーズウィーク2014です。
2014年10月25日から11月3日まで明治神宮外苑絵画館前で開催されています。
建築、インテリア、プロダクト、グラフィット、アートなど多岐に渡る領域で展示
されています。
写真は、amana×arartによるAR技術を利用したアートです。
アプリをかざすと、写真に動画が現れます。
真ん中の花はインターバル撮影した画像をアプリ上で流します。
CGではないと聞いて驚きました。
静止画である写真が、ARを使って動画として対話するアートの世界は今後も
雑誌含め広がると思います。amanaから発行されるIMAという雑誌には
ARコンテンツが連動しているので、楽しめます。
昨年はおいしい365日展と題した食が中心の住空間提案をされていた
積水ハウスさんのブースです。今年は、みどりと私のくらし展と題し、生活
空間に緑を重ねあわせ五感を使った楽しめる住まいの提案です。
ハーブのアプローチを抜けると壁に囲まれて、ハーブとタイルの道に
出ます。壁を白一面にすることで、床への注目を促したデザインです。
飛び石風のデザインもまた歩くことを意識させます。
ハーブのある暮らし。緑があるというのは落ち着きます。
毎回、畳を使った空間を作られるそうです。
下半分しか見えない窓ですが、雨が落ちる様を感じられる作りです。
庭の中の露天風呂です。
正面を見れば、
アイレベルで庭の低い位置からの眺め、
そして見上げれば、
普段は見ないアングルから庭を楽しむことができます。
みどりとの関わり方、五感に響く関係性がおもしろいです。
大日本印刷×建築家隈研吾による1.2mmの金属板への木目プリントによる
インスタレーションです。
従来にはない新しい素材による空間の可能性が表現されています。
建築模型とその提案書展。
日本を代表する錚々たる建築家の模型と提案資料の展示です。
谷尻誠さん。
浜松に計画中の「くるりの森」という遊具の設計です。
あまりに自由なデザインで完成が楽しみです。
藤本壮介さん。
2013年のギャラリーパビリオンのデザイン。
立体格子による自然でもない人工でもない空間の創出を狙った提案です。
学生による作品。
実際に自分の体で石膏型をとり、プラモデルにしたものだそうです。
実際に組み立てることは可能だそうです。
岩村恵子さんの作品。
独特の世界観とリアリティーが気になります。
なんともいえません。
ルノーのブース。
これはルノーのチーフデザインナー、アッカーさん。
人と車の生涯に渡るつながりを築いていくことを目指しているそうです。
プロジェクションマッピングによる展示。
プロジェクションされた車のボディーを人が触るとプロジェクションそのものに
変化が現れます。
新型ルーテシアのデザインにあたって自然界の曲線を研究されたそうです。
今回の展示も人が触ることで感じる自然の曲線に触れ、またそこに反応が
生まれるという「つながり」をデザインされているのだと思いました。
by nichijou-raisan
| 2014-11-02 19:00
| デザイン