2011年 01月 10日
ちこり村
中津川にある「ちこり村」に行ってきました。
先日のセミナーでちこり村を知って、とても興味深深でした。
中央道を走ると中津川インターのすぐ脇にある蔵作りの建物が
目に入ります。そしてちこり村の文字と、巨大な「ちこり」の広告塔。
ちこり村へは、中央高速 中津川インターを降りてすぐです。
案内は若干わかりづらいので、HPを見てきたほうがいいです。
駐車場が1~3まで案内されています。
ここに来る目的は、地産地消のおいしい野菜のビュッフェが食べられる
バーバーズダイニング。とてもおいしいと評判です。
9つの小分けができる皿を受け取り、あとは好きなものを好きなだけとって
食べられます。基本的に朝農家で取れた食材をベースに一番おいしい
調理をしてくれます。
食べた印象。おいしい。
野菜の鮮度の違いもあるかと思いますが、正直まったく別物です。
みずみずしいその日の朝とった野菜をいただくのは格別です。
ちこり村の由来である野菜「ちこり」の料理もいろいろあります。
気に入ったのは特製ドレッシングをつけて食べるちこり。
そしてちこりの浅キムチ漬け。こりこりしていて、ほんとおいしいです。
ここの野菜を食べたら、ほかの野菜は食べられないかもしれないくらい
違ってました。
バーバーズダイニングは昼は混雑しますので早めにいかないと
かなり待つことになるそうです。
料金的には手ごろですし、ドライブで来るにも最適です。
店内の物販コーナー。
名物ちこりのお酒も試飲できます。ちこりの根を無駄にしないようにと
開発されたお酒。焼酎で、部類としては芋になります。
他、チコリのデザートやスープ、漬物などいろいろあります。
壁には佐藤一斉の額がかかってました。
地元、岩村町出身の儒学者で江戸時代の当時の東大の学長を
されていた方です。
佐藤一斉の書「言志四録」は西郷隆盛のバイブルになったり
近年では小泉元首相が引用されるなどで知られています。
展示場のあちこちに佐藤一斉の言葉が掲げられています。
子供でもわかるような内容でとてもすばらしいです。
入り口入ってすぐにはギアリンクスについて説明するコーナーが
あります。これはちこり村を運営するサラダコスモ社の中田社長が
岐阜県ひいては日本の食糧自給率が低いことから、緊急時の対応
ができるようアルゼンチンの農場を経営し、また現地の移民を支援
している法人です。
中田社長がもともとは、もやしの生産からスタートして、ヨーロッパ
原産の「ちこり」を生産しているのも、すべては日本の食糧自給率
を高めたいという志からだそうです。
会社経営も困難な時期もありましたが、従業員と一丸となって
乗り越えてきたといいます。
地域に貢献していくサラダコスモ社は売上げも伸ばし、さらに
成長しようという状況です。地域を元気に、老人を元気に。
すばらしい会社です。
ちこり村の中には経営の書籍も数多くありますので、何かつかめる
場所です。これも田中社長の貢献の姿です。
by nichijou-raisan
| 2011-01-10 19:40