2010年 02月 11日
安藤忠雄
兵庫県立美術館の常設の安藤忠雄のコーナー。
彼の建築作品や模型がずらりと展示されてます。
写真は大阪にある光の教会。(これは模型です。)
十字架のところがコンクリート壁面に孔が空いていて
そこから自然光が入ってきます。
本来十字架=キリストなんですが、
このように光を十字架とするところは自然崇拝的な
点で非常に日本的です。
これが安藤忠雄を一躍有名にした大阪にある個人邸。
「住吉の長屋」
長屋で細長い建築なんですが、部屋と部屋の間が
中庭で結ばれていて、雨の日は傘をささないと
いけません。
過酷な住まい、でも、自然とともに暮らす
という点ではとてもコンセプチュアルです。
この自然との共生というモチーフは世界の安藤たらしめる
時代のコンセプトだったんですね。
by nichijou-raisan
| 2010-02-11 15:01